「パソコンが立ち上がらない」「起動中にフリーズした」という不具合はよくみられます。その原因は、故障以外にも、電力の供給不足や、メモリの装着エラー、パソコン内部の熱や電気が溜まるなど多岐にわたります。
こうしたパソコンの起動トラブルは、原因を特定し、適切な対応をとることで改善されるので、落ち着いて原因を見定めることが大切です。
この記事では、パソコンが立ち上がらない原因とその対処法をわかりやすく解説します。また、黒い画面・ロゴが表示されたまま動かない・処理中の”くるくる”が終わらないといった「症状別の対処法」や、東芝・富士通・NECなど「メーカー別の対処法」もまとめました。
本記事を参考にすれば、自分で改善できるのか、修理が必要なのかが明確になり、速やかに適切な対応を進められるでしょう。
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【症状チェック】パソコンが立ち上がらない状態とは?
パソコンが立ち上がらない原因は、電力不足や故障、熱暴走など多岐にわたります。そのため、原因を特定し、それに応じた対処を行うことが大切です。
そのうえ、強制終了や再起動を繰り返したり、原因に適していない対応をしたりすると、パソコンの故障につながる恐れがあります。
パソコンの症状をしっかりと見定めて適切な対処を行うために、下記の順に沿って対応を進めましょう。
- パソコンが立ち上がらないおもな原因を把握する
- 【初期段階】パソコンが立ち上がらない時に試すべきことを実行する
- 【強制終了前にやること】パソコンが立ち上がらない時の対処法7つを試す
- それでも解決しない場合は修理または買い替えを検討する
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【黒い画面のまま】パソコンが立ち上がらないおもな原因
パソコンが立ち上がらない・黒い画面のまま動かない原因として、下記の7つが考えられます。
- 接続不良によって正常に電力供給されていない
- メモリが正しく装着されていない
- パソコン内部に熱が溜まっている
- パソコン内部に電気が溜まっている
- 電源ケーブル/バッテリーが故障している
- Windows Updateの失敗
- 液晶ディスプレイの故障
メモリーやパソコン内部のHDD/SSD、マザーボード、電源ユニットなどの故障が原因でなければ、対処法を試すことで改善される可能性があります。
とくに電源ケーブルの接続不良や、装着ミスなどは、パソコンの起動トラブルとしてよく挙げられる原因の1つです。こうしたミスが原因あればすぐに解決するので、次章の『初期段階で試すべきこと』を確認しながら対処法をお試しください。
【初期段階】パソコンが立ち上がらない・起動しない時に試すこと
パソコンが立ち上がらない・起動しない状態になった際に、初期段階で試すべきことを紹介します。
比較的簡単に対応できるので、心当たりのある項目から1つずつ試してみましょう。
1. パソコンの電源ランプを確認する

(出典:https://www.hitachi.co.jp)
パソコンには、パソコンの状態を示すランプが搭載されており、ランプの色や点灯の仕方によって、パソコンがどのような状態なのか確認することができます。
パソコンランプの点灯・点滅・消灯状況を確認して、どのような対応をとるべきかを見定めましょう。
電源ランプ
ランプの状態 | PCの状態 |
---|---|
点灯 | 電源が入っている状態 |
点滅 | スリープ状態 |
消灯 | 電源が入っていない状態 |
バッテリーランプ
ランプの状態 | PCの状態 |
---|---|
点灯(橙) | バッテリーパック充電中 |
点灯(緑) | ピークシフト動作中 |
消灯 | 充電していない状態、満充電状態、バッテリー駆動状態 |
点滅(橙) ※1秒おきに点灯/消灯の繰り返し | バッテリーの残量が少ない状態 |
点灯(橙) ※1~2秒おきに一瞬点灯 | パソコンが故障している可能性あり |
アクセスランプ
ランプの状態 | PCの状態 |
---|---|
点灯 | フラッシュメモリーのデータを読み書きしている |
2. 電源ケーブルが正しく接続されているか確認する

(出典:https://www.buffalo.jp/contents)
電源ケーブルの緩みなどによって、正しく電力供給されていないケースもよくあります。
「充電したつもりだけど、電力供給不足により、充電切れが起きてパソコンが立ち上がらない」という事象が発生していないか確認しましょう。具体的には、パソコンに電力を供給するための電源ケーブルやACアダプターがしっかり挿さっているかチェックします。

(出典:https://www.buffalo.jp/contents)
また、タコ足配線を使用しており、複数の機器へ電力供給を同時に行っている場合、電力不足が原因でパソコンの充電切れが起きるケースもあります。壁のコンセントに直接挿し込むことができるなら、ぜひお試しください。

(出典:https://www.buffalo.jp/contents)
タコ足配線の機器や、デスクトップパソコンをご使用の場合は、電源ユニットのスイッチがついていることが多く、オフに切り替わっている可能性もあります。一度、電源ユニットのスイッチの有無と、状態を確認してみましょう。
3. メモリを挿し直す
メモリ増設後にパソコンが正常に起動しなくなった場合は、メモリが正しく装着されているか確認しましょう。
メモリの故障や、装着ミスが起きている状態だと、パソコンが正常にプログラムやデータを読み書きできなくなるため、下記のような症状が現れます。
- パソコンが立ち上がらない
- 起動の途中で停止する
- 突然再起動する
- ブルースクリーンが表示される
増設したメモリを一度取り外して、起動を試してみたり、メモリスロットの故障がないか確認したりして適切な対応を進めましょう。
4. 外部機器(周辺機器)を取り外して放熱する

(出典:https://www.buffalo.jp/contents)
パソコンの連続使用や内部の埃によって過熱している場合、正常に立ち上がらないことがあります。
パソコン本体を触って異常な熱さを感じる場合は、電源を切り、周辺機器を外して1時間ほど放置しましょう。熱を効率よく放出できる場所や位置にパソコンを設置し、使用を控えます。
パソコンを使用する際の適正室温は、一般的に10℃~35℃程度といわれているので、エアコンなどで環境を整えると良いでしょう。
5. モニターのケーブルを別のものに変える
パソコンの電源が入っている音(起動音)や、ファンが回る音は聞こえるのに、立ち上がらない場合は、モニターのケーブルを別のものに変えてみましょう。可能であれば、モニターを介さずノートパソコンの画面で起動してみてください。
コネクタにひびが入っていたり、端子の歪み、経年劣化により断線していたりする場合は、ケーブルの故障が疑われます。別のケーブルで試してみて、正常に起動した場合は、ケーブルを取り換えることで改善されます。
6. バッテリーを外す
パソコンに搭載されているバッテリーの故障によって、パソコンが立ち上がらないケースがあります。
バッテリーが着脱できる機種であれば、一度、パソコンからバッテリーを取り外し、電源ケーブルだけをつないで起動してみましょう。正常に起動できれば、搭載されているバッテリーの故障が疑われます。
バッテリーは消耗品なので、2~3年ほどで寿命を迎えます。すでにバッテリーの平均使用年数を超過している場合は、買い替えを検討しましょう。
ただし、パソコンのバッテリーを取り外す行為が分解扱いになり、メーカーの保証対象外になってしまう可能性もあるので、保証の適用除外項目をしっかり確認したうえでお試しください。
7. 放電を行う
パソコンを長時間使い続けていたり、動画編集やシステム開発などの重たい作業を行ったりした場合、不要な電気がパソコン内部に溜まってしまい、上手く起動できなくなることがあります。この症状は「帯電」と呼ばれています。
心当たりのある方は、放電処置を行ってから再起動をお試しください。
- パソコンの電源を切る
- 電源ケーブルを抜く
- バッテリーが着脱できる場合は取り外す
- 周辺機器をすべて取り外す
- 数分間放置する
数分間放置した後で、通常通り起動させてパソコンが立ち上がるか確認しましょう。
【強制終了前にやること】パソコンが立ち上がらない時の対処法7つ
「パソコンが立ち上がらない」「画面がフリーズした」という際に、強制終了をする人も多いでしょう。
強制的なシャットダウンを行うことでエラーが解消されるケースもありますが、強制終了は、パソコンにとって負荷の大きな処理なので、なるべく別の方法で改善を図ることが大切です。
ここでは、強制終了前に試すべき7つの対処法を紹介するので、上から順にチェックしてみてください。
1.パソコン内部を掃除する
パソコン内部に埃が溜まっており、過熱している状態を繰り返す場合は、掃除を行いましょう。パソコンは、熱に弱いため、外気を取り込んでパソコン内部を冷やす冷却ファンが搭載されています。
冷却ファンは、外気と同時にパソコン内部に埃を取り込み、冷却効率を低下させ、過熱や、静電気の発生を引き起こすので定期的な清掃が必要です。
溜まった埃を取り除くことで改善されますが、パソコン内部を清掃するためには、PCを分解しなければならないので、専門知識のあるプロに任せることを推奨します。
精密機器の取り扱いに慣れている方は、下記の手順に沿って内部清掃を行い、埃によるエラーを解消しましょう。
パソコン内部を掃除する方法
- 電源をオフにして、電源プラグを抜く
- パソコンのケースを開く
- 埃を手で取り除く
- エアダスターやブロワーを使用し、キーボードやパソコン内部の狭い隙間に溜まった埃を吹き飛ばす
- クリーナーブラシやミニ掃除機で細かいホコリを除去する
- ケースを外した時と同じ要領でケースを装着して終了
2.BIOS(バイオス)を初期化する
BIOSの故障や起動エラーによって、パソコンが立ち上がらないという事象はよく発生しています。
BIOSとは、パソコンの基盤である「マザーボード」に搭載されているプログラムのことです。
BIOSは、パソコンの電源を入れた時に一番に起動するプログラムで、OSの読み込みやハードウェアの制御などを行います。
そのため、BIOSの故障や起動エラーが生じると、パソコンの電源を入れても反応がない・画面が真っ暗な状態のまま進まないといった症状が現れます。
BIOSが故障していなければ、初期化することで改善がみられる可能性があります。パソコンの初期化とは異なり、基本的に保存したデータが消えることはありませんが、万が一の事態に備えて、USBメモリーや外付けハードディスクなどにデータのバックアップをとっておきましょう。
BIOS(バイオス)を初期化する手順
- 起動時にメーカーのロゴが表示されている状態でF1/F2/F10などのキーを押す
- BIOSの設定画面が表示されたら、Load Defaultを選択
- 「Save configuration and reset?」の表示後「Yes」を選択してEnterキーを押す
(出典:https://knowledge.support.sony.jp)
3.F1を押して画面の指示に従って起動させる
黒い画面に英語の文字が表示されている場合、キーボードの「F1」キーを押すように指示が出ているケースがあります。
- Press F1 to Resume
- Strike the F1 Key to continue
- Press F1 to Run SETUP
通常、デスクトップ上で「F1」キーを押すと、[Windowsヘルプとサポート]が開き、わからないことを調べることができます。
パソコンの画面がフリーズした時にも、キーボードの操作でエラーを改善できるので、画面の指示に従って操作すると良いでしょう。ただし、まれに別の不具合によって上記の文言が表示される場合もあるため、不安な方は修理業者への依頼を検討してみてください。
4.エラー処理中の場合は原則終わるまで待つ
パソコンの画面に文字が表示されており、エラー処理を実行していることがわかる文言が含まれる場合は、原則終わるまで待つしかありません。とくに、下記の文言が含まれている場合は、負荷の大きな処理を実行しているので、時間を要する可能性が高いです。
- ファイルを検査しています
- コンピューターの電源を切らないでください
- 自動修復を準備しています
- CHKDSK is verifying
エラー処理を実行している最中に中断し、再起動すると、また一から処理をはじめる可能性が高いので、却って時間がかかります。ただし、半日以上待っても改善されない時には、故障の可能性が高く、修理に出した方が早いかもしれません。
5.リカバリーを行う
リカバリーとは、パソコンを初期状態に戻すことを意味します。
パソコンを初期化すると、パソコン内に保存したデータはすべて消去(ツールを使えば復元可能)されるので注意が必要ですが、リカバリーを実行することで立ち上がらない状態が改善するケースもあります。
とくに、青色の画面(ブルースクリーン)が表示された際には、症状が重い傾向にあるので、初期化が有効だといえるでしょう。最終手段として、リカバリーの実行をお試しください。
リカバリーを行う手順
- 電源を入れて起動画面表示後に電源ボタンを数秒押して強制終了する
- 手順1の動作を2度繰り返す
- 「自動修復を準備しています」が表示されたら「詳細オプション」をクリック
- 「回復」が表示されたら「詳しい詳細オプションを表示する」をクリック
- 「オプションの選択」>「トラブルシューティング」の順にクリック
- 「このPCを初期状態に戻す」をクリック

6.セーフモードで起動する
Windowsパソコンを使用している場合、「セーフモード」という最小限のプログラムだけで起動できる診断用の「起動モード」が搭載されています。
セーフモードで起動をすることで、本来の起動時よりも負荷が軽減されるため、スムーズに立ち上がる可能性があります。
セーフモードで起動する手順
- パソコンの電源を入れる
- 起動画面が表示されたらすぐに電源ボタンを長押しして、強制的にパソコンをシャットダウンさせる
- 「自動修復を準備しています」と表示されたら「PCを診断中」という文言が出てくるまでそのまま待つ
- 「自動修復」という画面が表示されたら「詳細オプション」をクリック
- パソコンが起動しない時の自動修復画面
- 「トラブルシューティング」に進んで、「詳細オプション」>「スタートアップ設定」の順にクリック
- 「再起動」をクリックし、「セーフモードを有効にする」を選択
また、セーフモードでの起動に成功した場合、不要なプログラムやドライバーの削除、ウイルススキャン、Windows Update適用前に戻す、スタートアップアプリをオフに切り替えるといった操作ができます。
設定の変更や、プログラムの削除などを実行することで、通常モードでも立ち上げられるようになるかもしれません。
7.再起動する
パソコンの画面が真っ暗でフリーズしている場合、カーソルでの操作ができないため、キーボードで再起動を試してみてください。
パソコンを再起動することで、トラブルが発生した時のメモリの状態などが初期化されるため、改善がみられる可能性があります。



ただし、この方法はパソコンが動かない・完全にフリーズしている状態では操作できないので、別の対処法をお試しください。
【症状別】パソコンが立ち上がらない時の対処法
ひとくちに「パソコンが立ち上がらない」といっても、Windowsのロゴが表示されたまま固まっていたり、真っ暗な画面でフリーズしたりと症状が異なるケースがほとんどです。
パソコンがどのような状態で止まっているのか、状態や症状によって対応方法が異なるので、ここでは症状別の対処法を紹介します。ご自身のパソコンの状態や症状にあわせて、ご確認ください。
【黒い画面に白い文字】が表示されたまま動かない
パソコンが起動しない・立ち上がらない時に、黒い画面に白い文字が表示されることがあります。
白い文字は、日本語ではなく、英語が表示されていることもありますが、一部を読み取れば原因や対処法を推測できるので、英語が苦手な人でも心配ありません。ここではよく表示されるエラーとその対処法をまとめました。
「Operation system not found」と表示される場合
「Operation system not found」と表示されている場合、何らかの不具合によってOSが見つからないことを示しています。おもな原因としては、デバイスを正しく読み込めなかったり、システムファイルやBIOSが破損していたりといったことが挙げられます。
なお、「Operation system(オペレーティングシステム):OS」とは、コンピュータ全体の動作を管理する基本ソフトウェアのことです。
- USB機器を取り外す
- BIOSを起動し、デバイスの読み込み順を変更する
- スタートアップ修復機能でMBRエラーを修復する
- スタートアップ修復機能でシステムファイルを修復する
- システムの復元機能で以前の状態に戻す
- リカバリーする
- 市販のデータ復旧ソフトでパーティションを修復する
- HDD/SSDを交換する
- BIOSを初期化する
「No bootable device」と表示される場合
「No bootable device」という文字列は、OSのシステムファイルが保存されているHDDやSDDに何らかの不具合が生じた際に表示されます。
日本語では「起動デバイスがありません。」と訳され、「No Boot Device Found – Please restart system (起動デバイスが見つかりません。再起動してください。)」や「Boot Device Not Found (起動デバイスが見つかりません。)」と表示されることもあります。
- BIOSの設定変更
- スタートアップ修復
「ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく起動できませんでした」と表示される場合

(出典:https://prius.hitachi.co.jp/support/faq/103435.html)
「ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく起動できませんでした」と表示される場合は、ハードウェアの不具合やWindowsのシステムファイルの破損などさまざまな原因が考えられます。
なかでも、新しくインストールしたドライバーやソフトウェアの影響であることが多く、Windows Update後やアプリケーション、ドライバーなどをインストールした後に発生しやすいトラブルです。
USB機器などのパソコンに接続している周辺機器をすべて取り外して、エラーメッセージの下に表示されている3種類の起動方法を上から順にお試しください。キーボードの矢印キーで選択できるか確認しましょう。
- Windows を通常起動する
- 前回正常起動時の構成で起動する
- セーフ モードで起動する
その他のエラーメッセージが表示されている場合
ここまでで解説したエラーメッセージ以外の文言が表示されているケースもあるでしょう。
画面に表示された英文が理解できる場合は、画面の指示に従って操作をし、読み取れないときには、スマートフォンのブラウザを使用して、直接文字を検索すると対処法が明記されているはずです。
ネット上で適切な対処法が見つからない場合は、パソコンメーカーや修理業者に相談しましょう。大切なデータが保存されている場合は、データ復旧業者に依頼をするのも1つの手段です。
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【ブルースクリーン(青い画面)】が表示された状態で止まる

青い画面に白い文字列(エラーコード)の「ブルースクリーン」は、Windows OSを搭載したパソコンに重大な不具合が生じた時に表示されます。Windows Update実行直後に表示されることが多いです。
ブルースクリーンの場合は、基本的にエラーコードが記載されているので、原因を特定しやすい傾向にあります。
おもな原因 | エラーコードの例 |
---|---|
HDD/SSDに問題がある | ・0x0000007A ・0x000000ED ・0x000000F4 ・0x00000024 など |
ドライバに問題がある | ・0x0000000A ・0x0000001E ・0x0000003F ・0x0000007E ・0x0000009F ・0x000000BE ・0x000000D1 ・0x000000D8 など |
メモリに問題がある | ・0x0000002E ・0x00000050 ・0x0000007F ・0x000000F2 など |
また、まれにウイルスに感染していたり、システムファイルが破損したりといったときにもブルースクリーンが表示されるので、ウイルス対策ソフトの導入やシステムファイルに問題がないか確認しましょう。
- 外付け機器を取り外して起動する
- ウイルス対策ソフトを実行する
- 更新プログラムのアンインストールを実行する
- 「システムの復元」「初期状態に戻す」を実行する(Windows 10)
【異音】いつもと違う音が聞こえる・起動途中に止まる
パソコンが立ち上がらない状態に加え、いつもと違う音が聞こえる場合は、パソコンの部品の認識不良や、HDD/SSDの不具合などが考えられます。
ひとくちに「異音」といっても、カチカチ・ピピッ・ピーなどさまざまな種類があるので、聞こえてくる音を頼りに適切な対処を施しましょう。
- カチカチ/カタカタ:ハードディスクの問題
- ピピッ/ピー:CPU/メモリ/マザーボードの問題
上記のように、異音が聞こえる場合は、パソコンの再起動では解決しない傾向にあります。
このような状態で再起動を繰り返すと、パソコンに内蔵されたHDDなどの故障につながるので、注意しましょう。不安な方は、メーカーや修理業者、データ復旧業者などに相談をしてください。
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【再起動を繰り返す】勝手に再起動をする
パソコンは起動中に異常を検知した場合、自動的に再起動を行い、正常な状態へ戻そうとします。何度も再起動を繰り返す場合は、下記の原因が考えられます。
- 電源関係の不具合
- メモリやハードディスクの故障
- 熱暴走が起きている
- マザーボードの故障
- システムファイル破損
- ウイルス感染
なかでも、システムファイルの破損が原因で再起動が勝手に行われることが多いです。
システムファイルの破損は、ほとんどの場合、Windows10/Windows11に標準搭載されている「スタートアップ修復」あるいは「システムの復元」を実行することで解決します。
また、上記の2つの対処法を試しても解決しない際には、リカバリーを実行すると改善される可能性があります。
対処方法1. スタートアップ修復
スタートアップ修復とは、Windowsの起動に関するソフトウェアの不具合を修復する機能のことです。
スタートアップ修復は、時間のかかる作業なので途中でパソコンのバッテリー切れが起こらないように、ACアダプターに繋いだまま実行しましょう。
まずは下記の手順に沿って、「自動修復」メニューを表示させます。すでに「自動修復」メニューが表示されている場合は、下記の操作を飛ばしてください。
- 画面に「エラーメッセージ」が表示されている状態で[リセットボタン]または[電源ボタン]を長押ししてパソコンを強制終了させる
- 電源を再投入し、メインボードのロゴマークが表示されるタイミングで[リセットボタン]または[電源ボタン]を長押ししてパソコンを強制終了させる
- ①~②の操作を連続して2回続ける
2回連続して起動に失敗すると3回目の起動で、[自動修復を準備しています]>[PCを診断中]のメッセージが表示され、修復処理を開始します。






[ PCを診断中 ]→ [ディスクのエラーを確認しています]→[修復しようとしています]の順にメッセージが表示されます。修復が完了するまで1時間ほどかかるので待機しましょう。

(出典:http://faq3.dospara.co.jp/faq/show/4193?site_domain=default)
なお、上記はWindows 11の操作手順となっており、Windows 10の場合は手順はほとんど同じですが、[スタートアップ修復] をクリックした後でアカウントのパスワード入力が求められることがあります。
パスワードを入力したら、 [続行] をクリックして修復処理が完了するまで待機しましょう。
対処方法2. システムの復元
「システムの復元」を行うと、パソコンが正常に動作していた状態に戻せる可能性があります。
ただし、「システムの復元」によりHDD内の情報の整合性に問題が生じ、システムが不安定になる場合があるので注意が必要です。また、HDDの容量が128GB 未満の場合、「システムの復元」を実行できません。
「システムの復元」を行う前にリスクを把握しておきましょう。システムの復元を実行する際には、はじめに下記の手順に沿って「自動修復」メニューを表示させます。

(出典:http://faq3.dospara.co.jp/faq/show/)
- 画面に「エラーメッセージ」が表示されている状態で[リセットボタン]または[電源ボタン]を長押ししてパソコンを強制終了させる
- 電源を再投入し、メインボードのロゴマークが表示されるタイミングで[リセットボタン]または[電源ボタン]を長押ししてパソコンを強制終了させる
- ①~②の操作を連続して2回続ける










所要時間はパソコンの内容に異なります。




(出典:http://faq3.dospara.co.jp/faq/show/)
対処方法3. リカバリー(Windowsの再インストール)
リカバリーは、パソコンを初期状態に戻すことを意味します。工場出荷状態に戻すことになるため、パソコン内に保存したデータはすべて消えてしまいます。(ただし、データは見えなくなっただけなので、ツールを使用すれば復元可能です。)
リカバリーのリスクをしっかりと把握したうえで、自己責任で下記の操作を進めてください。
- 電源を入れて起動画面表示後に電源ボタンを数秒押して強制終了する
- 手順1の動作を2度繰り返す
- 「自動修復を準備しています」が表示されたら「詳細オプション」をクリック
- 「回復」が表示されたら「詳しい詳細オプションを表示する」をクリック
- 「オプションの選択」>「トラブルシューティング」の順にクリック
- 「このPCを初期状態に戻す」をクリック
【ファンは回る】黒い画面のままで先に進まない

「パソコンの電源ランプは通常通りつく」や「ファンは回る(ファンの回転音がする)」という状態であるのに、黒い画面のまま何も映らない場合は、モニター/ディスプレイに問題がある可能性が高いです。
- モニターケーブルの接続位置が正しいかどうかを確認する
- モニターケーブルを挿し込み直す
- モニターの電源ケーブルを差し込み直す
- モニターの電源を一度切って、入れ直す
- モニターの入力切替が誤った入力モードになっていないか確認する
はじめてモニターを使用する場合、モニター側の電源ボタンの存在に気づいていないケースがあります。モニター側の電源がオフになっている場合は、パソコンの起動が正常であっても画面に何も映らないので、モニターの上部や側面や下部などを確認しましょう。

(出典:https://knowledge.support.sony.jp/)
上記の作業を行っても、改善がみられない場合は、モニターあるいはパソコンの故障が考えられます。別のモニターがある場合は、パソコンと繋いで正常に起動するか確認しましょう。
【Windows10 / Windows11のロゴ】だけ表示されて先に進まない

Windows10または、Windows11のロゴ画面が表示されたまま、立ち上がらない場合は、Windowsのシステムファイルの読み込みに時間がかかっている可能性があります。
正常にWindowsのシステムファイルの読み込みが完了すれば、次の画面に進みますが、何らかの問題が発生し、読み込まれない場合は、長い間この画面が続きます。
この症状は、Windows Update後や新しいドライバーやアプリケーションをインストールした直後によくみられるトラブルで、スタートアップ修復機能から「更新プログラムのアンインストール」や「システムの復元」を実行すると、改善する可能性が高いです。
ただし、HDDやSSDが故障している場合は、上記の方法では解決しません。状態によってはさらに悪化する恐れがあるので、不安な方はメーカーや修理業者に相談をしましょう。
- スタートアップ修復機能で「更新プログラムのアンインストール」を実行する
- 「システムの復元」を実行して以前の状態に戻す
- 「初期状態に戻す」を実行して購入時の状態に戻す
- リカバリー(Windowsを再インストール)する
- HDD/SSDを交換する
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【Windows 8 / 7 / XPのロゴ】だけ表示されて先に進まない

Windows 8・Windows 7・Windows XPのロゴが表示されたまま先に進まない場合は、Windows 10・Windows 11までアップデートを実行しましょう。
Windows 8・Windows 7・Windows XPは、すでにMicrosoftのサポートが終了しているため、セキュリティ面の危険性が高いので使用を控える必要があります。
使用中のパソコンがWindows 10あるいは、Windows 11に対応しているなら、すぐにアップデートを実行しなければなりません。パソコンの起動トラブルが起きており、アップデートを行えない場合は、使用を停止し、新しいパソコンへの買い替えを検討しましょう。
なお、Windows 8・Windows 7・Windows XPなどの古いパソコンの処分にお困りの方は、法律に基づく宅配回収サービスを提供している『リネットジャパン』にお任せください。
リネットジャパンは、壊れて動かないパソコンも無料でご自宅まで回収に伺います。パソコンに保存している大切なデータは、政府機関や上場企業が採用する高度な技術で完全に消去するので、情報漏えいなどの心配も不要です。
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【メーカー別】パソコンが立ち上がらない時の対処法
これまでに紹介した対処法は、特定のメーカーに限らず、どの製品でも対応することが可能です。ただし、メーカー独自の対処法もあるので、ここでは各メーカーの説明書や公式サイトの情報に基づいて公式ならではの対処法をまとめました。
『【初期段階】パソコンが立ち上がらない・起動しない時に試すこと』では改善がみられないときにお役立てください。ご自身の利用しているパソコンメーカーの項目をチェックしましょう。
HP製のパソコンが起動しない場合
HP製パソコンが起動しない場合は、下記の対処法をお試しください。
- ディスクとデバイスを取り外してハードリセットを実行する
- Windowsが起動しないときのハードウェア障害のテストを実行する
- 高速テストを実行する(約4分)
- 詳細テストを実行する (2時間以上)
- Windowsが正常に起動しないときにコンピューターをリセットする
- より高度なトラブルシューティングを実行する
HP製パソコンは、こちらからさまざまな診断テストを試すことができます。その結果を頼りにすれば、適切な対応を図ることができるでしょう。
富士通のパソコンが起動しない場合
富士通のパソコンは、オンライン上で「ネット故障診断」を受けられます。専門知識を持つスタッフに状況を伝えて、設定の変更を行うなどしてトラブルを診断し、解決方法を教えてもらえることが魅力です。
万が一、故障と診断された場合は、Webから修理を申し込むことができます。Web申込なら修理費用が2,000円割引になるので、ほかの修理業者に依頼するよりも安くパソコンを直せるかもしれません。
NEC製PCが起動しない場合
NEC製パソコンが立ち上がらない時には、下記の対処法を上から順に試してみましょう。
- ケーブルなどの接続状態を確認する
- 電源ボタンを確認する
- DVDなどのディスクが挿入されていないか確認する
- 画面消灯ボタンを確認する(一体型パソコンのみ)
- 増設機器を取り外す
- 放電を行う
なかでも、一体型パソコン(LAVIE Desk All-in-oneなど)にはナイトモードが搭載されており、ナイトモードに切り替わっている場合、電源は入っていても、映像と音声がオフになり、起動していないように見えるので注意が必要です。
ナイトモードが有効に切り替わっている際には、「明るさ調節つまみ/画面消灯ボタン」を押し込んで解除しましょう。

(出典:https://support.nec-lavie.jp/navigate)
Dell製のパソコンが起動しない場合
Dell製のパソコンが起動しない時には、下記の対処法が推奨されています。
- 最小限のデバイスで起動する
- ハード リセットを実行する
- BIOSまたはUEFIを工場出荷時のデフォルト設定にリセットする
- 起動前の診断テストを実行する
- 欠落または破損しているWindowsシステム ファイルを修復する
- SupportAssist OS Recoveryを使用してコンピューターを修復またはリセットする
上記のなかでももっとも簡単に試すことができる「最小限のデバイスで起動する」の具体的な方法を紹介します。
- パソコンの電源を切る
- キーボードとマウスを除くすべてのデバイスを取り外す
- 再びパソコンの電源を入れる
手順2では、USBドライブやプリンター、Webカメラ、メディア カードなどもすべて取り外すことがポイントです。
最小限のデバイスで起動を試してみても、正常に立ち上がらない場合は、ハードリセットやBIOSのリセットなどを実行する必要があります。Dell製のパソコンはこちらから製品別のマニュアルを開けるので、詳しい手順を確認しながら進めましょう。
東芝(dynabook)のパソコンが起動しない場合
東芝のdynabookが起動しない時には、下記の手順に沿って再起動をお試しください。

ACアダプターを接続すると、PC本体左側面の「DC IN/Battery LED」が点灯します。

(出典:https://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata3/018929.htm)
20~30秒ほど電源スイッチを押し続けて、「DC IN/Battery LED」消灯したら、再度電源スイッチを押して、パソコンが起動するか確認しましょう。
復旧できた場合は、電源スイッチが数回点灯、消灯を繰り返して起動します。それでも起動しない場合は、もう片方のコネクタにACアダプターを接続して、電源スイッチを押してください。
Windowsパソコンの画面が真っ黒でカーソルだけ動く原因と対処法
Windowsパソコンの画面が真っ黒でカーソルだけ動く場合は、キーボードの接続不良が起きている可能性があります。
とくにワイヤレスのキーボードをご使用の方は、Bluetoothの接続が必要になります。マウスのカーソルだけ動かすことができる場合は、画面右下のWiFiアイコンをクリックし、接続状況を確認しましょう。


上記の接続デバイス一覧のなかに、キーボードの名称が表示されていない場合は、「新しいデバイス」をクリックして登録をしましょう。新しいデバイスを右クリックすると、接続機器が表示されるので、追加します。
ここでキーボードの名称が表示されない場合は、キーボード本体の故障や電池切れが疑われます。あるいは、キーボードの電源がオフに切り替わっている可能性もあるので、キーボード本体に電源ボタンがないか確認しましょう。
立ち上がらない状態からWindowsを初期化する方法
Windowsのパソコンは、立ち上がらない状態からでもキーボードの操作によって初期化することができます。ただし、初期化をすると、重要なデータなどが消えてしまうので、初期化のリスクなどをよく理解し、自己責任で行いましょう。
初期化ではデータを完全に削除できません。復元ツールなどで元に戻すことができるため、廃棄・譲渡の際には、専門業者に依頼しデータを完全に消去する必要があります。
パソコン無料回収のリネットジャパンでは、政府機関・上場企業も採用する高度な技術でデータを完全消去しています。
詳細はこちら
初期化を行う前に、ACアダプターやコンセントを接続し、途中でパソコンの電源が切れないようにしましょう。なお、パソコンのメーカーや製品によって、操作方法や表示画面が異なるため、参考程度にご確認ください。

メーカーや製品によっては「F2」キーの場合があります。
画面中央下部に「お待ちください」と表示され、画面が切り替わるまで待ちます。



ここでは、ユーザーが作成したファイルや設定が残り、OSのみ初期化される[個人用ファイルを保持する]を選択する手順を紹介します。




(出典:https://support.lenovo.com/jp/ja/solutions/HT508667#08)
初期化が完了したら、初期設定の画面が表示されるので、初期設定を進めましょう。

立ち上がらないパソコンのデータを移行する方法
起動しないパソコンからデータを取り出し、別のパソコンに移行する方法は2通りあります。
まず、1つ目は立ち上がらないパソコンからデータを保存している「記憶媒体」を取り出し、ほかのパソコンに繋いで、データを移行する方法です。
これは、「壊れたパソコンから記憶媒体を取り外せる」「データの移行先(別のパソコン)がある」という2つの条件を満たしている場合のみ活用できます。
2つ目は、専用ツールを使用し、故障したパソコンを立ち上げてデータを取り出す方法です。パソコンの分解を行えない場合でも、ツールを使用すれば簡単にデータの取り出しが可能です。
【最終手段】パソコンが立ち上がらない・起動しない場合の対処法
パソコンが立ち上がらない時の対処法を試してみたものの、改善がみられない場合は、修理や買い替えを視野に入れる必要があります。
ここでは、どのような時に買い替えが必要なのか、修理費用はいくらかといった気になるポイントをまとめました。
メーカーの修理に出す
個人でパソコンの分解や設定変更をすると、状態がかえって悪化することもあります。メーカーの保証対象内であれば、無料かつ迅速に対応してもらえる可能性があるので、早めに相談しましょう。
ただし、メーカーによっては修理の申請から回収、パソコンの返却までに数週間~数ヶ月かかるケースもあるので、事前に日数を確認し、問題なければ依頼するようにしてください。
保証期限が切れている場合は修理業者に依頼する
メーカーの保証期限は、通常1~2年ほどで切れるので、すでに有効期限切れの場合は、修理業者への依頼を検討しましょう。
修理業者は、メーカーの保証期限切れや対象外の故障・トラブルでも対応してくれる可能性があります。
パソコンが立ち上がらない・起動しない状態の修理費用は、19,000円〜21,000円が相場となっているので、パソコンの操作が苦手な方は早めに相談した方が良いでしょう。
(出典:https://curama.jp/pc-repair/magazine)
経年劣化によるものであれば買替を検討する
パソコンの経年劣化が原因で立ち上がらない場合、修理する箇所が多く、症状が重い傾向にあるため、修理費用が高額になる可能性があります。
状態によっては、買い替えの方が安く済むので、パソコンの使用年数が長く、すでに寿命を迎えている場合は、買い替えを検討しましょう。なお、パソコンの平均使用年数は、6.8年です。
(出典:https://www.esri.cao.go.jp)
また、基本的に古いモデルで状態が悪いパソコンは、買い取ってもらえないので、処分することになります。
パソコンは、「資源有効利用促進法」によって、粗大ごみとして処分することができないため、購入したパソコンメーカーや産業廃棄物処理業者に依頼しなければなりません。
(出典:NEC LAVIE公式サイト「回収・リサイクル 料金」)
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廃棄費用が発生したり、回収場所まで持ち運んだりする手間がかかるので、不要なパソコンの処分にお困りの際には『リネットジャパン』のサービスをご利用ください。
業者やメーカーに依頼する場合は、3,000~7,000円ほどの廃棄費用が発生しますが、『リネットジャパン』なら無料で回収いたします。
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『リネットジャパン』は、小型家電リサイクル法の認定工場でデータ消去を行い、適正にリサイクル・再資源化処理するため、データに関する不安や心配もなく、安心してパソコンを手放せるでしょう。
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パソコンが立ち上がらない不具合に関するよくある質問
ここでは、パソコンが立ち上がらない不具合に関するよくある質問にQ&A形式で回答します。
ロゴは出るもののパソコンが立ち上がらない時の対処法は?
パソコンメーカーやWindowsのロゴが表示されたままフリーズした場合、システムファイルの読み込みに時間がかかっている可能性が高いです。システムファイルを正常に読み込むために、再起動を試してみましょう。
- スタートアップ修復機能で「更新プログラムのアンインストール」を実行する
- 「システムの復元」を実行して以前の状態に戻す
- 「初期状態に戻す」を実行して購入時の状態に戻す
- リカバリー(Windowsを再インストール)する
- HDD/SSDを交換する
パソコンが最初の画面のまま動かない時の対処法は?
パソコンが最初の画面のまま動かない時には、下記の7つの対処法をお試しください。
パソコンが起動しない・くるくるが終わらないときの対処法は?
パソコンが正常に起動せずに、くるくる回る状態がいつまでも続く場合は、Windowsの起動処理を失敗している可能性が高いです。
自動的に不具合や異常を検知し、必要な修復を行う「スタートアップ修復」を実行することで改善される場合があります。
ノートパソコンが黒い画面のまま立ち上がらない時の対処法は?
ノートパソコンが黒い画面のまま立ち上がらない時には、下記の7つの対処法をお試しください。
パソコンを強制的に立ち上げる方法は?
パソコンを強制的に立ち上げる(再起動を行う)場合は、一度強制終了をする必要があります。強制終了をした後で、電源ボタンを押して立ち上げます。
具体的な方法は、電源ボタンを長押しして、強制的に電源を落として、放電のために電源コードやUSBなどの接続機器をすべて取り外してから数分放置した後で電源を入れ直しましょう。
また、「Ctrl」+「Alt」+「Del」キーを同時に押して強制終了(シャットダウン)を選択することも可能です。いずれにしても強制終了はパソコンにとって負荷の高い処理なので、故障につながる恐れもあります。データが消えてしまうなど、”強制終了のリスク”をよく理解したうえで行いましょう。
【まとめ】パソコンが立ち上がらない理由に適した対処法を見つけよう
- パソコンが立ち上がらない原因はシステムファイルの破損や充電切れ、モニターの故障などさまざま
- 原因に適した対処法を試すことが大切
- パソコンは平均6.8年で寿命を迎える!長年使い続けている場合は買い替えを検討しよう
パソコンの電源ボタンを押しても、「なかなか立ち上がらない」「Windowsやメーカーのロゴが表示されたまま動かない」といったトラブルは、さまざまな原因で引き起こされます。
たとえば、システムファイルの破損や、電力の供給不足、モニターの故障など多岐にわたります。原因に応じた対処を行わなければ、パソコンの故障につながるので、まずは原因を特定することからはじめてください。
「パソコンの寿命が原因で立ち上がらない」「最新のWindowsに対応していない」という場合は、買い替え時だといえるでしょう。買い替えに伴う古いパソコンの処分にお困りの際には、無料の宅配回収サービスを提供している『リネットジャパン』にお任せください。
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